日Pの総会に参加しました!

~絆キャンペーン、朝日新聞によるPTAへの記事などについて提案してきました~

去る、6月28日に日本PTA協議会(日P)の総会に初めて参加して来ました。現在の神奈川県PTA協議会(県PTA)が考える課題や、昨今のメディアなどに対する要望について提案をしてきました。日PTAは1000万人の会員を抱える巨大なボランティア組織です。一方で、組織が重層化すれば、するほど子どもたちと接する機会は減り、その役割は地域で頑張って子どもたち、学校、地域の活動を行う単位PTAや市町村PTAの支援、つまり「大人の背中」の支援が私たち県PTAを含めて、主な活動となってきます。そのような観点から、しっかりとした支援、サポートをこれからも実施して貰えるよう県PTAとして提案を継続してまいります。提案の内容は以下に記すとおりです。

 

① 「心のきずな61」キャンペーンについての提案
募金を集める用紙を一方的に送りつけるなど、対応に対して今後改善を依頼。一部では配布が出来ない市町村があったり、お金を極力学校に持ってこさせない指導をしている所もあり、混乱が生じた。

一方で、募金活動を行う上で、幟(のぼり)旗や募金箱、ポスターの需要は多くあった。今後はこの点の拡充も検討してもらいたい。

 

② 基本理念に掲げる「不偏不党」についての質問

政治、宗教などに偏らない、という理念の一方、日Pの総会講師が現職の国会議員であったことから質問をしました。日本PTAの見解としては教育関連の識者ということならば、寛容に選定してもらってかまわないと回答を頂きました。

 

③ マスメディアにおける偏った報道に対する意思表明の要望
朝日新聞、またテレビドラマなどにおけるPTA活動に誤解を生じさせることが懸念される報道姿勢に対して、強く要望をしてきました。回答としては、23年度は日PTA会長が、朝日新聞役員に対して口頭で「不快感を表明」したとのことでしたが、24年度は、更に強い意思表明として、書面で抗議を実施してもらいたい旨強く要望しました。

その他にも、61ある各県、各政令市のPTA協議会から活発な意見・提案が実施されていました。