令和4年度会長 大木 健一
皆さまこんにちは。昨年度に引き続き令和4年度神奈川県 PTA 協議会会長となりました大木健一です。
PTA に関わってからもうすでに10年目となってしまいました。月日が経つのは 早いものです。始めた当初はこれほどまでにこうした子どもをテーマとした組織に 関わるとは思いもしませんでしたが、何年 PTA の役員を務めても、やはり子ども はかわいいなと、子ども達は未来だと、改めて思います。子どものより良い成長は、 全ての親の願いですね。昨年度のあいさつでは、「子育ち」について書かさせていただきました。子どもが 自ら成長する力を持っているということですが、反面、ほっておくと、ゲームばかり したりしていますよね。うちの子も同じです。
親の役割って、何でしょうか。自問自答の日々です。 子どもは、経験値もないので、中々言葉にすることがうまく出来ません。なので、ちょっと間違った方向に行ったときに、無意識にそれが精神面、健康面、行動面に現れることがありますが、それに理解を示し、言葉に出来るのは我々大人なのではないかということを感じます。では、言葉にする我々が出来ることは何でしょうか。そ れは、やはり親としても言葉にするために学び続けることだと思います。「学ぶ」と 言っても、勉強だけのことではありません。学びは我々の生活のいたる所に広がっていて、そのひとつが PTA 活動であると考えます。人と人が繋がり、違う考えを もった人がいることを知ることや、優しさと感謝をもってみんなで課題を解決する ときなど、子どものためを、仲間のためを思ってする活動はなんと学びにあふれて いるかと思いませんか。そして、楽しんで学んでいる姿をぜひ子ども達にも見せて あげて下さい。
それぞれ単位の PTA の皆さまはそうした活動の中にあり、それはとても尊く、 頼もしく感じています。我々神奈川県 PTA 協議会も、皆さまの活動にもっと寄り 添い、グッと子どもの笑顔を近くに感じることが出来るように協力していきたいと 考えています。
必要なのは、より良い「子育ち」のための我々の「親育ち」だと思います。そのため のヒントは、今年度のスローガンである「子ども達の健やかな成長への思いをひと つに、家庭・学校・地域をつなげよう。」にあるかもしれません。
これも昨年度言いましたが、何度でも言います。
「どの子もかわいいし、どの親も頑張っている。」 みなさん、子育てを楽しみましょう。一年間、よろしくおねがいします!