令和7年度 会長挨拶
学びあい、支えあい、語りあい
~共通言語は子どもたち!~
令和7年度 第32代会長 太田 正信

皆さま、日頃より神奈川県PTA協議会へのご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。また、各方面においてPTA活動に関わるすべての皆さまにも合わせて感謝いたします。
私の父も、小中とPTAの活動をしていました。そんな父を見ていたこともあり、そして何より子どもが通う学校の生活がしやすくなる一助になればと思いPTAの活動を積極的にするようになりました。
そのスタートから8年。令和7年度の会長を務めさせていただくことになりました。
その重責を深く受け止めるとともに、皆さまと共に歩み、子どもたちのより良い未来のために尽力できることを大変光栄に思っています。
私たちPTAは、社会教育団体として、子どもたちの健やかな成長を支える大切な役割を担っています。
子どもたちが豊かに学び、安心して過ごせる環境を整えるためには、私たち大人も学び続け、互いに成長し合うことが何より重要です。PTA活動を通じて、多くの方々とつながり、そこで新たな気づきが生まれたとき、その先に子どもたちの笑顔があります。
今年度は、リニューアルされた「PTA宣言」を軸にして、より開かれたPTA活動の実現を目指していきます。「こども真ん中」という視点を大切にしながら、保護者・教職員・地域の皆さまが手を取り合い、共に学び合う場を広げていきたいと考えています。
また、県教育委員会との包括協定を活かし、より実効性のあるPTA活動を推進していきます。学校のみならず、行政や地域の皆さまとも密に連携し、子どもたちの健やかな成長を支える環境づくりに努めます。
さらに、本年度の重点施策の一つとして、**「顔が見える県P」**の実現を掲げています。PTAは、学校や地域の皆さまと共に歩む存在であり、その活動がより身近に感じられることが何よりも大切です。そのためには、役員や会員の皆さま同士が気軽に声を掛け合い、意見を交わし、信頼を深めることが欠かせません。直接対話の機会を積極的に設け、現場の声に耳を傾けながら、課題を共有し、解決策を共に考えていくことを大切にしたいと思います。お互いの顔が見え、想いを伝え合える関係こそが、温かく、活力に満ちたPTA活動へとつながると信じています。
PTAは、皆で支え合い、共に創り上げていくものです。
子どもたちの未来のために、私たちもまた学び合い、つながりを深めながら、一歩ずつ前へ進んでいきましょう。その先に広がるのは、子どもたちの笑顔です。
これからの一年間、私たち神奈川県PTA協議会は皆さまと共に活動できることを心より楽しみにしています。 どうぞよろしくお願い申し上げます。