令和8年度 会長挨拶
【温故知新】
~活動の本髄を知り、未来への子どもたちに向けて手を取り合い学びあおう~
~伝統を尊び、次代のPTAを共に創る~
令和8年度 第33代会長 小泉 安生
日頃より神奈川県PTA協議会の活動にご理解とご協力をいただき、厚くお礼を申し上げます。また併せて、PTA活動に関わるすべての皆さまに対し、感謝を申し上げます。
私がPTA活動に参加をし始めたきっかけは、友人の誘いがあったためです。PTA活動は、いつかは関わらなければならない活動との認識でした。そして活動を通し、諸先輩方より様々なことを学びました。
一番印象的だったのは、『PTAは「社会教育団体」です。学びの場であり、学校教育を考える場でもあります。』という言葉で、私自身、ハッとしました。それ以来、PTAとの向き合い方が変わっていきました。そんなスタートから、神奈川県PTA協議会の活動が4年目となる令和8年度に、会長を務めさせていただく機会をいただきました。その重責を深く受け止め、活動の本髄を知り、皆さまと共に学び、未来ある子どもたちのために尽力いたします。
私たちPTAはその理念のもと、子どもたちの健やかな成長を支える大切な役割を担っております。
PTA活動は今、大きな転換期にあります。社会構造の変化、共働き世帯の増加など、私たちを取り巻く環境は激変しました。これまでの「当たり前」が通用しなくなり、活動のスリム化や適正化が叫ばれています。こうした中で、私たちは何を「故(ふる)き」として大切にし、何を「新しき」として取り入れるべきなのでしょうか。PTAの長い歴史の中で、先輩方が築き上げてきたのは、単なる「行事」や「慣例」だけではありません。そこには子どもたちの未来を願う純粋で熱い想い、そして学校・家庭・地域が手を取り合う「つながりの文化」がありました。私たちが守るべきは、形骸化した会議や前年踏襲の事務作業ではなく、この「想い」と「つながり」の精神です。先人の知恵を今一度紐解き、なぜこの活動が始まったのかという原点に立ち返ることは、迷いの中にある現在の私たちに、確かな指針を与えてくれるはずです。
また、県教育委員会との包括協定を活かし、より実効性のあるPTA活動を推進していきます。学校のみならず、行政や地域の皆さまとも密に連携し、子どもたちが成長する環境づくりに努めます。さらに、本年度の重点施策の一つとして、情報発信の一層の推進を掲げています。各単位PTAへ情報が届き、その活動がより身近に感じられることが何よりも大切です。そのためには、役員や会員の皆さま同士が気軽に声を掛け合い、意見を交わし、信頼を深めることが欠かせません。直接対話の機会を積極的に設け、現場の声に耳を傾けながら、課題を共有し、解決策を共に考えていくことを大切にしたいと思います。PTAは皆で支え合い、共に創り上げていくものです。
子どもたちの未来のために、私たちもまた学び合い、つながりを深めながら、一歩ずつ前へ進んでいきましょう。その先に広がるのは、子どもたちの笑顔です。
これからの一年間、私たち神奈川県PTA協議会は皆さまと共に活動できることを心より楽しみにしています。どうぞよろしくお願い申し上げます。
