当協議会における過去の不明確な会計処理調査についてのご報告
本件に関する以前のお知らせ
各位
令和7年6月13日
神奈川県PTA協議会
会長 小林 真希
第三者委員会の調査報告書の公開にあたって
会員の皆さまを始めとする関係者の皆さまには、日頃より当協議会の運営へご理解とご協力をいただき心より御礼申し上げます。
また昨年度より皆さまへご報告致しております当協議会の過去の事業収入の不明確な会計処理により、会員や関係各所の皆さま、本件を理由に当協議会を退会せざるを得なかった皆さま、そしてこれまでPTA活動に善意と誠意をもってご尽力いただいた皆さまへ深くお詫びいたします。
令和7年1月に皆さまへご報告いたしました調査期間延長を依頼した第三者委員会の調査が終了し、令和7年6月9日に調査報告書を受領いたしました。同日に臨時新旧理事会を開催し、第三者委員会の報告書を真摯に受け止め速やかに情報公開を行うこと、再発防止策の強化への取り組み、事実関係のさらなる精査を行うことについて協議し承認されましたのでご報告いたします。
速やかな情報公開につきましては、受領してから数日の準備時間はいただきましたが、でき得る限り迅速に報告書の全てを皆さまへ公開することを理事会にて決定いたしました。ただし、報告書資料内で記載されている個人の氏名に関しては、個人情報の保護に配慮しました。
調査報告書の指摘の通り、私どもは過去の当協議会組織に運営上の問題があったことを認め深く反省した上で、組織運営の改善と再発防止策の強化に取り組んでいくことを理事会にて決定いたしました。
報告書の受領を待たず、令和5年度に設置した未来戦略会議からの答申を基にすでに令和6年度から多くの取り組みを実施しております。
具体的には、規約を改定し会計理事の役職を新たに設け、定期的に会計処理が適切になされているかを確認し理事会へ報告。そして毎年度末の会長立ち合いの下で行う監事による会計監査の他に、半期での会計監査を実施し今後も継続していきます。その他に今回不明確な処理が発覚した事業収入金と会員の皆さまからお預りする負担金(会費)の扱いの棲み分けや、各種内規の整理や作成を行い明文化し、その遵守を徹底するよう管理しながら定期的に見直しを行えるように取り組んでいます。
また令和6年度に事務局内業務の整理とその分掌を行い、相互に業務を確認できるような体制へ変更しました。さらに事務局業務量を加味して令和7年度より事務局長を任命し配置致します。
今後も報告書で指摘された課題や改善点につきましてもさらなる組織の改善に向けて適 切に対応し取り組んで参ります。
事実関係の精査につきましては、第三者委員会からの調査報告書で指摘のあった当時の 元役員等の責任について正面からの議論を再度行った上で、今後は我々の立場で精査していくことを理事会にて決定いたしました。
くり返しになりますが、過去に組織運営上の問題があり、そのことが今回のように皆さまへ多大なるご迷惑をおかけしているという事実を重く受けとめ深く反省し、私どもはその責任として事実関係の精査を行い、適宜に状況等の開示なども含めて今後の対応につきましても引き続き適切に行い、信頼の回復に努めて参ります。
なお本件に関しましては、神奈川県PTA協議会へメール(office@pta-kanagawa.gr.jp)にてお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。
当協議会は皆さまからの信頼で成り立つ団体であり、会計上の疑義を認識して以降はその責任から過去の全てを明らかにし正すべきは正すという強い決意のもとで取り組んで参りました。
再発防止に取り組むべく未来戦略会議の設置、過去の事実認定やその分析の必要性から第三者委員会の調査期間延長の決断を致しました。この間その度々において、私どもは誠意ある適切な対応と、その責任を第一に考え取り組んで参りましたが、調査期間延長などにより皆さまへのご報告が遅くなってしまったことをお詫びいたします。
改めまして、会員の皆さまと、日々子どもたちの健やかな育ちを願いご尽力いただいている全ての皆さま、そしてPTA関係者の皆さまに重ねて深くお詫び申し上げます。
神奈川県PTA協議会
事務局 神奈川県横浜市西区藤棚町2-197
神奈川県教育会館内
TEL 045-326-6102 FAX 045-326-6107
E-mail office@pta-kanagawa.gr.jp
調査報告書























参考資料1

参考資料2






